愛知大学の河野です







 



今日の教え子に聞かれたことです。


都・道・府・県って呼び方だけでなく、それぞれ何か違いがあるんですか?


面白い質問だったので先輩の山田さんに聞いた答えを書きます。



 


 府と県
1868年(明治元年)、徳川幕府の直轄領(天領・旗本領)が明治政府の直轄領になり、三都(江戸・大坂・京→城代・奉行・京都所司代の支配地)や開港5港などを管轄する重要地域を府、それ以外を県として、府には知府事、県には知県事を置いた。藩はそのまま大名(諸侯)が治めた。

1869年7月25日(明治2年旧暦6月17日)、かねてより諸侯から出されていた版籍奉還の願い出を受け入れ、諸侯を代替わりさせた上で知藩事として引き続き各藩の統治を任せた(廃止された藩もある)。

この時点で、諸侯は土地と人民に対する統治権をすべて天皇に奉還したことになっているが、実質的な地方支配体制は、幕藩体制の江戸幕府の地位が明治政府にとって変わられて名称が変更されただけであり、府藩県三治制と呼ばれる(府県のみ直轄)。

1869年8月24日(明治2年旧暦7月17日)の太政官布告によって、京都府・東京府・大阪府以外は全て県と称することが決まり、前後して他の府(神奈川府、新潟府、越後府、甲斐府、度会府、奈良府、箱館府、長崎府)が県に名称変更した。この時点では、天皇が東京行幸で東京にいたが、高御座(天皇の在所を示す玉座。これのある場所が皇居とされる)の移動が無かったので、高御座のある京都府の方が東京府より序列が前になっている。なお、この太政官布告前は、東京府は江戸府と呼ばれており、同時に江戸から東京に改称された。

1871年8月29日(旧暦7月14日)に行われた廃藩置県により、藩は県となって、全国が明治政府の直轄となった。結果、1使(開拓使)3府(東京府、京都府、大阪府)302県となる。この時点では江戸時代の藩や天領の境界をほぼそのまま踏襲したものであったため、飛び地が全国各地にみられて府県行政に支障を来たしていた。同年12月(旧暦11月)にはこれを整理合併し、1使3府72県となった。

1876年に県の大規模合併が行われ、1878年に制定された地方三新法の1つ、郡区町村編制法 により合併や領域変更が行われ、一時は37府県まで減ったものの、分割運動によって1889年の市制・町村制、1890年の府県制・郡制制定により、1道(北海道)、3府(東京府、京都府、大阪府)、43県となった。1890年以後、県の合併・分割は一切行われず、現在に至っている。

ただし、沖縄県は、1945年から(正式には日本国との平和条約が発効した1952年4月28日から)1972年のアメリカによる占領下では、日本の統治下になかったため、その時期の日本の県の総数は42県とみなされる。

廃藩置県後、県の長官は「知県事」から県令と改称され、京都府、東京府、大阪府など府の長官は「知府事」から知事と改称された。1886年以後は、両者とも知事と呼ばれた。一方で、1878年に制定された地方三新法の1つである府県会規則(北海道には適用されなかった)によって府県会が置かれることになり、地方自治の主体としての性格も併せ持った。

しかし、第二次世界大戦までの府知事や県知事は、内務省から派遣される官僚であった。特に「府」を称する広域自治体は、1898年10月までは府知事が府庁所在地の市長を兼務しており、東京市・京都市・大阪市は自治権を付与されなかった。これら3市が自治権を得た時は、1898年10月に府知事の市長兼務が廃止された時であった。

国の地方行政官庁としての府県は、勅令である地方官官制によって、地方自治体としては法律である府県制(明治23年法律第35号。明治32年法律第64号により全面改正)によって規定されている。

沖縄は、「県」が設置される経緯が、外の県と異なる(→沖縄の歴史#近代)。


[編集] 道
北海道という呼称は、1869年7月の開拓使設置に先立って「松前地」および「蝦夷地」と呼ばれた地域を改称し、11国を設置したのに始まる。これは律令制下で68の国を五畿七道に区分した用法と整合する。1882年に開拓使が廃止されて函館県、札幌県、根室県の3県が設置されたが、1886年に廃止されて北海道庁 (1886-1947)が設置された。

当時「北海道」とは単なる地域呼称であり、北海道庁が他の府県と同じ地方行政官庁の名称であった(地域呼称としての樺太と行政官庁の名称である樺太庁の関係に共通する)。従って、地方行政官庁として他の府県と並列するときには「庁府県」という表現が用いられた。

[編集] 都
第二次世界大戦中の1943年7月1日、東京都制(昭和18年法律第89号)の施行により、東京市は東京府と合併されて東京都となり、市制と自治権を剥奪された。東京都官制(昭和18年勅令第504号)によって東京都長官が長官とされ、東京都を設置した内務官僚である大達茂雄が、その第一代に任命された。

東京都制によって都議会が設置され、旧東京市内の各区にも区会が置かれたが、特に区部に対する国の統制は強力であった。
【2007/05/28 23:59】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) |
バイオエタノールって何?
化石燃料を利用せず、地球上に存在する植物資源から生産されるため、理論上は半永久的に無尽蔵なエネルギーと考えられていて、新たな生産燃料では無いことから、「地球に優しい」と言う事の1つに成っていますね。
また、バイオエタノールは植物から生産されているために、バイオエタノールが燃焼により発生する二酸化炭素は、排出量としてカウントされないんですよ、何故ならば、植物の成長過程で、光合成により吸収した大気中の二酸化炭素の方が多いため、再び大気中に放出されても大気中の二酸化炭素の総量は循環して変化しないとの考えからです。(因みに、この考え方をカーボンニュートラルというらしいですよ。)
但し、生産過程に蒸留工程があるので、熱源を必要とするために生産上若干の二酸化炭素発生がある様ですが、それを含んだとしても、二酸化炭素の排出量は、バイオエタノールの方が少ないと計算されているようですよ。

これに伴って、最近ではニュースにもあるように、オレンジ生産業者が、バイオエタノールの原料となる、トウモロコシやサトウキビの生産に転向していることから、オレンジ生産量は減少傾向にあり、100%オレンジジュースの小売価格が20円〜70円も高騰していると報道されていますね(^_^;)
【2007/05/23 23:46】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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