炭素数18からなる1種類の高級脂肪酸のみからなる油脂0.5molを、水酸化ナトリウム水溶液によりけん化して、453gのセッケンが得られた場合、高級脂肪酸1分子中に炭素-炭素間二重結合C=Cは何種類存在しますか?
油脂0.50molのけん化で脂肪酸ナトリウムが1.5molできます。これが、453gですから、脂肪酸ナトリウムをRCOONaと書くと
RCOONa=302になります。よって、R=235となります。Rは炭化水素基なので、C_nH_mとおくことにすると、
12n+m=235を満たす(n,m)の組み合わせを探せば良いと言うことになります。ここで、m<= 2n+1 になり、
天然油脂を構成する脂肪酸1分子に含まれるC原子数は偶数になりますから、nは奇数になります。この条件を追加すると、
(n,m)=(17,31)、(19,7)の可能性がありますが、天然油脂を構成する脂肪酸には三重結合は含まれないこと、-C=C=C-の構造も
ないことから、R=C_{17}H_{31} となります。従って、Rの不飽和度は2になりますから、脂肪酸1分子には、C=C結合は2つ含まれることになります
【2007/11/13 19:19】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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